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語学

音楽の祭典Grammy AwardsとBRIT Awardsから学ぶ / 英語力を楽しんで鍛えよう①

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こんにちは、きーです!
今年からオンラインで英語を学べるレアジョブ英会話で英語を学び直している今日この頃ですが、英語力向上の為には、英語の映画やドラマやイベントを見たりするのも、とても有効だと思います。これらから英語を聞く事でリスニング力が、そして英語字幕を付ければリーディング力の向上が図れます!
今回は私が毎年楽しみにしてる音楽の祭典「Grammy Awards」「BRIT Awards」から、アーティストの曲とパフォーマンスを楽しみながら英語力も一緒に鍛えるコツをお伝え致します!

Grammy AwardsとBRIT Awardsとは

Grammy Awardsとは

グラミー賞(Grammy Awards)はザ・レコーディング・アカデミーが主催する音楽賞。
アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる。毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。Wikipediaより部分引用

毎年グラミー賞の翌日には、日本でも朝の情報番組などで賞を取ったアーティストが話題に上がったりするので、賞自体をご存知の方も多いのでは。また賞の放映後は日本のラジオからもグラミー賞放映中に流れた楽曲の登場率がぐんと上がるので、何となく受賞曲を耳にしている事もあるのではと思います。

通常は2月に開催されていましたが、コロナ影響の今年は遅れて3月に開催されました。
今年は、コロナ影響で無観客。パフォーマンスもライブ形式では無く録画でした。前の大規模なグラミー賞がまた観れる日が来るといいなあ。

※日本ではWOWOWが正規配信先となり、見るにはWOWOWとの契約が必要になります。(ワタクシ、グラミーの為に毎年加入しております)

BRIT Awardsとは

ブリット・アワード(BRIT Awards)は毎年イギリスで開催される音楽の祭典式。英国レコード産業協会(BPI)により催される。Wikipediaより部分引用

とっても短い説明になっちゃいましたが、イギリスにおいてのグラミー賞に該当する規模の音楽賞の祭典だと捉えております。
こちらは日本では過去、DLifeやMTVで放映されていましたが、YOUTUBEでフリー配信された年もありました。今年は5/11開催でイギリスの民間放送局ITVで放映されるそうです。直前でYOUTUBEでも配信とかなってくれないかな〜?と密かに願っています。

※生放送で見れずとも、BRITs Awardsは後ほど公式Youtubeチャンネルでパフォーマンスやスピーチが観れるので、ここで集約して見ることが出来ます!

両祭典の違いって?

毎年どちらの祭典も楽しみにしているワタクシですが、ここ数年両祭典を見てきた私の独断と偏見で両者の違いをザックリと表現するならば、

【Grammy Awards】
アメリカのShow upされたエンターテイメント性が高く、出演するアーティストの年齢層が幅広い印象。また人種差別等の社会問題がグラミー全体に反映されている事が多い。

グラミー賞の司会は長く男性が行なってきていましたが、Me too運動が世界的な拡がりを見せた2019年には女性であるアリシア・キーズ(Alicia Keys)が司会を務めました。またアーティストのパフォーマンスが黒人差別を訴えるものであったり、訴える楽曲が賞を受賞したりと、社会のあり方について強いメッセージを感じる祭典でもあります。


チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)の「This is America」のPVでは、アメリカで起きた銃乱射事件や黒人への暴行事件を思い起こさせるもので、見た当時、自分自身も衝撃を受けました。
そして同グラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞、最優秀ラップ賞を受賞し快挙を遂げたChildish Gambino。でも授賞式は欠席していました。
このPVを監督した人はヒロ・ムライさんと言う東京生まれのアメリカ人映像作家。PVは2019年の同グラミー賞で最優秀短編ミュージックビデオ賞を受賞しています。

音楽や映像を手段として、伝えたい強いメッセージを発信し、それがちゃんと評価される国、アメリカ。「同調圧力」なんて言葉がある日本では、この様なメッセージ性の強い音楽は中々生まれにくく、評価もされにくい様に感じます。残念。音楽のみならず、もっと日本のコメディアンも世界のコメディアンの様に、グローバルな視点で面白おかしく、そしてちょっとシニカルに政治や世相を描いてくれたらいいのにな。ブレイクスルーが起こらないかなあ。

【BRIT Awards】
よりイギリスのクールなエンターテイメント性が高い。
世界的にメジャーなアーティストも出演しますが、イギリスで活躍するアーティストがメインとなります。こちらもアーティストのステージで社会的なメッセージが発信されたりもしますが、グラミーよりはもう少し頻度は低い様に思います。そして近年は司会に若いアーティストやYoutuberを起用したりと、若い人々によりアプローチしている印象が強いです。

違いと言いつつ、表現が難しい(汗)両祭典共にエンターテイメントなのですが、空気感と言うか、アプローチの仕方が両者違うのが面白いです!「飾る場所が違う」とでも言いましょうか。これは是非アーティストのパフォーマンスを見て感じて欲しい部分です。

またグラミー賞で流れる楽曲は、その後すぐ日本のラジオでも流れる事からリンクしやすいのですが、イギリスの音楽シーンはそれを思うと、少し距離がある様にも思います。でもだからこそBRIT Awardsは面白い。ここで今まで知らなかった新しいアーティストと出会う事も多いです!

他にもグラミー賞にはカントリー部門があったり、その年に亡くなったミュージシャンを追悼する時間があったりと、違いはまだまだ沢山ありますが、今回はザックリと主観で書かせて頂きました。

Grammy AwardsとBRIT Awardsを楽しみながら英語力もあげるコツ

さてここからは、この2つの祭典を楽しみながら英語力も一緒に上げていくポイントをお伝えしていきますね!洋楽が好きな方は気になるアーティストをチェックしたり、あまり聴かないという方はこの祭典を通して好きなアーティストや音楽を見つけていくと、更に楽しく英語力UPが図れると思います!

①アーティストの受賞スピーチを聞き、リスニング力を鍛える

賞を受賞したアーティストは登壇し、受賞の感謝やメッセージを伝えます。
スピーチ自体はそこまで長くありませんが、だからこそ何を言っているのか?と耳を傾けやすくなり、リスニング力も同時に鍛える事が出来ます。


こちらは2021年のグラミーで賞を受賞したH.E.Rのスピーチ。彼女の曲と落ち着いた美しい歌声、大好きです。「Hard Place」相当ヘビロテしました。
受賞曲は「I Can’t Breathe(息が出来ない)」…このタイトルは「Black Lives Matter」運動から来ており、以下のPVにはそのメッセージが全面に出されています。

受賞スピーチの中で「この曲は実は、母の家の私のベッドルームで録音した」と言う話や「この曲を父の前で最初に披露したら、父は涙した」と言うエピソードを語っています。

アーティスト自身による生の声で、語る言葉を集中して聞く。この時間が自分の英語力を上げる時間になると思います。スピーチには知らなかったエピソードや伝えたいメッセージが含まれる事も多いので、聞き甲斐もあります。

またこちらは去年のグラミーで、史上最年少18歳で年間最優秀アルバム賞ほか主要4部門を受賞し快挙を遂げたビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)
その後BRIT Awardsでも続いて「International Female Solo Artist」賞を受賞した際のスピーチ。

彼女はこのスピーチ上で「最近私はすごく嫌われていると感じていたけど、このステージから見た皆はすごく笑顔だった。本当に泣きたくなったし、今泣きたいよ」と言っていました。急激に有名になった彼女。去年のグラミーとBRIT Awardsどちらにも出演していましたが、確かにこのBRIT Awardsで歌ったステージの方が観客の反応が愛に満ち、彼女を全面的に応援している印象を私も持ちました。その上での彼女のこのスピーチ。感じている事を素直に表現している姿には私も涙が出ちゃいました。

愛溢れる歓声に満ちたBRIT Awards2020でのステージ↓

あと、出演アーティストのお国柄で変わりますが、Grammy Awardsではアメリカ英語が、BRIT Awardsではイギリス英語が主になりますので、それぞれの発音や表現の違いにも耳を傾けると更なる学びになると思います!

②YOUTUBEの字幕再生機能を上手く使ってリーディング力を鍛える

受賞者のスピーチ映像などは、Recording Academy/GRAMMYsBRITsのYOUTUBEでも公開されピックアップして聞く事が出来ます。この映像を使って、リーディング力も上げることが出来ます!
YOUTUBEは画面右下にカーソルを持っていくと出てくる歯車の様な「設定」マークがあります。ここをクリックすると「字幕」と言う項目があります。通常「オフ」ですが、ここをクリックすると「英語(自動再生)」と言うものがあり、これで英語字幕が出せます(無い動画もあります)。自動再生=機械学習アルゴリズム(AI)による翻訳なので単語スペルとか間違ってる事もありますが、結構精度は高く、かなり読み取り、また聞き取りの助けになりますので活用をオススメします!

また英語を聞き取る際にちょっと話す速度が速すぎるな、と思った場合、YOUTUBEは同じ「設定」の場所に「再生速度」というものがあり、ここは通常「標準」になっていますが、0.75→0.5→0.25と再生スピードを遅く設定する事も出来ます。これでじっくり聞く手もあります!

③放映当日までに出される情報をチェックし、アーティストへの知識と英語力をUP!

両祭典共に、放映前には賞にノミネートされたアーティストを発表し、特に初めてノミネートされるアーティストへのインタビューを行ったりします。これらは上記②で貼った同じリンク先のYOUTUBEでUPされてますので、気になるアーティストを事前に確認しつつ、同様に彼らの話す英語を聞き、また前述の英語字幕を利用して英語を読む。こうする事で、どちらの賞もより見る楽しみが増し、また英語力も同時に上げる事が出来ます!

こちらは去年のグラミーで初舞台を遂げ、今年はグループとしてソロステージを実現させたBTSのノミネートインタビューです!英語は冒頭のみで、後は韓国語!それに英語訳が付いていて、なんか新しいスタイル。
2010年代からグラミーを見ていますが、その間、グラミー賞のステージで曲を披露したアジア人は、私が知る限りChinese Pianistのランラン(Lang Lang)だけでしたが、昨年よりBTSがステージに登場し始め、今年はソロでパフォーマンスを行いました。(ステージに上がらずだとグラミー賞はもちろん日本人も受賞しています&他にも実は居たら、すみません…)世界の音楽シーンへ吹いている新しい風を感じますね。

今年のグラミーは3月だったのでもう終わっちゃいましたが、2021年のBRIT Awardsはまだこれからです!5/11火曜(ロンドン現地時間)に開催されるので、それに先駆け是非ノミネートアーティストをチェックして英語を聞き読み、理解を深めたいところです!

2021年の今年、BRIT Awardsで「New Rising Star」として初ノミネートされたアーティストの一人に「RINA SAWAYAMA」さんが居ます!!

最初聞いた時、「えっ日本人?!」とビックリしました。新潟生まれ、イギリス育ちの才能溢れる女性アーティストです!!

今まで視聴してきたグラミー賞ではスポットライトを浴びる日本人を見た事が無い私。世界の音楽の祭典で、そう言う事は起こらないのかな…なんて思っていただけに、これはBIG NEWSです。とは言えこのRising Star PrizeはGriffというアーティスト(めっちゃ魅力的)が受賞しパフォーマンスもGriffに決定しているので、今回はRINAさんをステージ上で見られるのか否かは不明ですが、今後、もっと大きな流れになっていく気がしてなりません。是非、このRINA SAWAYAMAさんのインタビュー等を英語で事前チェックし、英語力とアーティストへの理解を深めて、来たるBRIT Awardsに向けて応援し、気分を高めていきたいものです!

私の属するフィットネスコミュニティー「PILADANCEオンラインサロン」を企画運営しているRINA OHKUMAさんも現在アメリカでピラダンスの第一人者として、グローバルに活躍しています。世界で活躍する2人のホットでクールなRINAさんから、今後も目が離せません!

ではでは。ここまで読んで頂きありがとうございました♪