こんにちは!ケミカルアレルギーの相方と過ごして早7年のきーです。
普段何気なく使っていた生活用品の色々が相方のアレルギーになると分かり、本当に安全なものを選んで使う様になりました。そして実はこの選択って、ケミカルアレルギーの人だけで無く、自分自身や環境にも良いサステナブルな選択になる事に気付きました。
そんな訳で、我が家の試行錯誤が是非何かの参考になればと思い、日常で使っている色々をご紹介していきます。
今回は”石鹸”です。
石鹸を見直すきっかけはメキシコ人女医さんのお話より。
一昨年、相方の友人がメキシコから日本に遊びに来てくれました。彼女は小児科医。
そしてお母さんは皮膚科医との事。
そんな彼女に「肌に優しいBody Soapって何だろう?」と聞いた際、出てきた答えは「石鹸」でした。
体を洗うものは無添加そして無香料のものを使用する
石鹸といっても無香料のもの、そして余計な物を含まないものが良いとの事。
無添加の石鹸は、コロナ禍の2020年、合成洗剤の1000倍ウイルスを破壊する効果があると発表され注目されて久しいですよね。
彼女から紹介されたのはメキシコのシンプルな石鹸。「皮膚科の医師推奨」のもので、そういうものが日本でもあるなら、それを使用した方が良いよとの事でした。
そしてその後メキシコに行った際に購入した、紹介された石鹸はこれ↓
「Neutro GRISI」という商品名。
使ってみると本当に香料を含まない、普通の石鹸。石鹸の基礎的な香りはありますが、それだけです。ストレスなく気持ち良く使い続けられました!
これをメキシコで6個購入しましたが、既に使い切ってしまい。
また同じものが日本でも輸入して買えるかな?と調べたらたっかいのなんのって。
同製品の使用は諦め、日本製で同等のものがないか調べました。
そしたら、とっても良い石鹸がありましたよ!
Body用石けん
それは「シャボン玉石けん」の浴用石けん。
もちろん無添加で、無香料。石鹸独自の基礎的な香り以外しません。
価格:1,716円 |
「シャボン玉石けん」の先代社長さんは1960年代に合成洗剤を製造販売していたそうですが、当時赤い湿疹に悩まされていたそうです。しかしある日、高純度の無添加石けんの注文が入り試作品を洗濯や浴用に使用してみると、この赤い湿疹が嘘の様に無くなり肌が綺麗になったそうです。
湿疹の原因=合成洗剤と気付き、「身体に悪いと分かったものを売るわけにはいかない」と、無添加石けんの製造販売に切り替え、「シャボン玉石けん」が誕生したのだとか。
この明確な開発ストーリーも会社への信頼性を高めていますが、商品の信頼性も色々試した中で一歩秀でておりました。
石鹸の製法は?
シャボン玉石鹸は「ケン化法」という製法で作られています。
一般的な石鹸は「中和法」という製法を用い、4−5時間程度で完成するものですが、「ケン化法」というのは昔ながらの釜炊き法で約1週間熟成させて石鹸を作ります。
「ケン化法」で作る石鹸は天然油脂由来の保湿成分「グリセリン」が残る為、洗い上がりのつっぱり感が少なく、しっとりとするのだとか。
そしてシャボン玉石鹸の仕上げでは、実際に製作者の方が味見で出来を確認するんですって!石鹸を口に入れて確認する=安全な成分を用いている、と考えられて安心しますね。
この「シャボン玉浴用石鹸」の成分は”香料、着色料、エデト酸塩(EDTA-4Na)などの酸化防止剤、合成界面活性剤を使用していない無添加石けん”です。
石けんの使用原料は?
更に、使用原料にもこだわっています。
牛脂 | 新鮮さが求められる牛脂は主に九州内のものを使用。 |
パーム油 | 無農薬のパームから作られたパーム核油を使用。原産国はマレーシア。 |
使用している牛脂は、九州の会社なので、地産地消されてるんですね。
そしてパーム油は無農薬のものを選び、原産国もマレーシアと明示してくれています。余計なものを含まないから環境にも負荷をかけない優良商品です!
石けんの使用感は?
肝心の使用感。
ストレス無し。
肌がつっぱる感じも無し。
ケミカルアレルギーの相方からも何の不満も無し。
そう、問題なし!GOOD!でした!
これにて、我が家の石鹸はシャボン玉石鹸に決定しました。
成分が100%植物性油脂の「シャボン玉浴用石けん」もあります。
こちらももちろん香料、着色料、エデト酸塩(EDTA-4Na)などの酸化防止剤、合成界面活性剤を使用していない無添加石けん。植物油脂100%なので石けん独自の香りが抑えられてます。
価格:429円 |
使用感は、同じく洗い上がりノンストレスでした!
シャボン玉石けんの「プレミアム」商品となる「BEAUTY SOAP」こちらも試しました。
「シルクのように上質でなめらかな濃厚な泡が、素肌をしっとりと洗い上げます。気になるつっぱり感がありません」と商品説明にあります。使用感としては、確かにそうかな〜という感じはしました。が、個人的には箱買いした「浴用石けん」で日常使いは十分かな、という気分です。もちろんとても良い石けんでしたよ!
価格:660円 |
洗髮も石けんで!
そして髪を洗うのも、石鹸にしています。
今ではワタクシ、この固形のシャボン玉石鹸で髪まで洗っちゃってます。
石けんシャンプー
でも髪用の石鹸シャンプーがあります!
こちらはMIYOSHIの「無添加せっけんシャンプー」。基本はこれを使ってました。
ミヨシ 無添加 せっけんシャンプー 350ml MiYOSHi 価格:466円 |
本当にシンプルなTHE・石鹸シャンプー。液体の様な石けんです。
石鹸で洗って、ギシギシしちゃうんじゃなかろうか、と当初は思いましたが。
実際洗うと、石鹸特有のキシキシ感はありますね。しっかり皮脂をとってくれてる感の。
他にも石鹸シャンプーは、シャボン玉石鹸から、泡タイプのものも出てます。
無添加せっけんシャンプー泡タイプボトル520mL《シャボン玉石けん》 価格:1,045円 |
液状でないので手からこぼれないし泡立てる手間も省略出来ます。かつ椿オイル配合なので、適度な潤いを髪に与えられます。石けんのキシキシ感を避けたい方は、こちらがオススメです!
クエン酸がリンスに!
石けんシャンプーと対になって売られているこの「無添加石けん専用リンス」。
ミヨシ 無添加 せっけん専用リンス 350ml MiYOSHi 価格:493円 |
これはクエン酸を液体化したものです。成分も「水・クエン酸・クエン酸Na」とシンプル。石けんシャンプーで洗った直後は皮脂が完全に取れてキシキシ感はありますが、これを風呂桶に適量入れてお湯で薄めて頭からかければ、不思議としっとりします!弱アルカリに傾いた髪を弱酸性に戻す様な作業でしょうか。理科の実験の様です。
※うっかり薄めず使うと皮膚に刺激感を与えますので、必ず薄めて使用です!
マイナス点としては、減りが早い。シャンプーよりも無くなるのが早いです。
手作りクエン酸リンス
でも本当シンプルに成分はクエン酸なので、簡単に手作りも出来ちゃいます。
食用クエン酸を水300mlに大さじ1~2杯入れて、ペットボトル等に入れてシェイクすればクエン酸リンスの出来上がり。これで溶けますよ。こちらも薄めて使用します。
(酸でペットボトルを溶かす様にも思うので、長めのガラス瓶に保管しています)
食用クエン酸を購入すればお水やジュースに入れて飲んでも良し!クエン酸は疲労回復にも効果がありますから、リンスに留まらず幅広く使用出来ます。
(手作りすると防腐剤等一切入ってないので痛みます。作ったら冷蔵庫保管して、使う際にお風呂場に持ってくのが良いです。2週間ほどで使い切る程度がgood)
全身用のシャボン玉オーガニックボディソープ
またシャボン玉石けんからは「シャボン玉オーガニックオリーブソープ」という
保湿力の高いスペイン産オーガニックオリーブオイルを使用している、シャボン玉無添加石けんのラインナップの中でも高級ラインのボティソープが出ており、全身に使えるものだったのでこちらも試しに買ってみたのでレポしておきます。こちらはサラサラ液体状のソープ。
オリーブオイルは「人間の皮脂と馴染みやすく保湿効果のあるオレイン酸」なんだそうですが、使ってみたらオイルが入ってないシンプルな石けんシャンプーと使用感が全然違いました(驚)
洗ってる最中から髪の指通りが滑らかで、髪がキシむ感じが明らかに軽減しています。というかキシまない!
洗い上がり(クエン酸リンスしてから)乾かした後も、オイルの重さは無く、髪のまとまりも良く、更に髪のツヤ感がちょっと増してました。
これはボディソープとしては、洗い上がり微若干肌がネチっとする様に感じたのですが、その後肌が乾いた後は肌が普段よりスベスベする事にも気付きました。やはり高級ライン、これはお値段するだけありましたね。
価格:2,200円 |
石鹸は環境にも低負荷。
無香料で無添加の石鹸のシンプルな成分構成が安心だし気に入っているのですが、ちゃんと環境にも優しいんですよね。石鹸は生分解性が高く、自然に還りやすいという特徴があります。なので我が家はお風呂に限らず、手洗いや食器洗いも全部石鹸!もう合成洗剤は極力使わず、シャボン玉石けんから出ている商品で揃えています。笑
ちなみに私はシャボン玉石けんのまわし者ではありません。でも色々な製品と会社の姿勢を見て、この先もずっと存在していて欲しい会社だと思っております。
そうそう、歯磨き粉もシャボン玉せっけんのものを使っているのですが、フッ素を含有していないので安全性が高いです。あと、磨いても口の中がスースーとかしないので、食事前でも歯磨きできちゃうところがGOODですよ。
価格:418円 |
いっぱい書いちゃいましたが、石鹸って改めていいんですよ〜というお話でした♪